眠れない、眠りが浅いなど不眠に悩む女性は多いもの。
不眠の状態が続いてしまうと、精神的不調だけでなく、肌あれや肥満などのトラブルも起こりがちです。
グッスリ眠ってスッキリ起きてこそ、美を持続することが出来ると言っても過言ではありません。
今回の美活コラムでは、不眠を改善してくれるハーブや漢方をご紹介していきます。
上手に取り入れて、質の高い睡眠を取れるようになっちゃいましょう!
あなたが眠れない原因は?
不眠と一言で言っても、なかなか眠りにつけない、眠れてもすぐに目が覚めてしまい継続して眠れない、眠れる日や眠れない日があって一定していない、全く眠ることができないなど、その症状は人それぞれ違うものです。
まず、不眠に悩んでいる方は、なぜそのような状態になっているのか原因を知ることから始めましょう。
何らかの理由で、気持ちが興奮、緊張すると、大脳に影響が起こり、睡眠のコントロールが乱れてしまい、不眠状態になる場合があります。
また、ストレスが長期化することでイライラして寝付けないという人も出てきます。
心身ともに疲れすぎている状態になると、不眠になってしまう人もいます。
こんなに疲れ切っているのになぜ眠れないの?と思ってしまいますよね。
心身の過労や胃腸障害などによって血の巡りが悪くなっている可能性もあります。
また、体がだるい、眠りが浅い、夜間に目が覚めやすいといった悩みがある場合も、血液の巡りが滞っている場合が多いです。
心労や考えすぎなどで、そのような状態に陥っている可能性があります。
不眠症状にオススメの漢方薬
- 柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
…比較的体力のある人、イライラするなどの症状がある方向け - 酸棗仁湯(さんそうにんとう)
…心身が疲れていて、神経過敏になり動悸などがある方向け - 加味帰脾湯(かみきひとう)
…イライラやのぼせ感がある人、血色が悪く貧血気味の方向け
ここであげた漢方薬は、一般的に不眠に効果が期待できるとされているものです。
ただし、漢方と言っても薬ですから、副作用が出る場合もあります。
自分に合った薬を探すには、一度漢方専門医や漢方薬局で相談してみるのもオススメします。
不眠症状にオススメのハーブ
- カモミール
- ラベンダー
- シソ
- ジャスミン
アロマオイルやハーブティーで取り入れてみましょう。
就寝前に、これらのハーブを使ったリラックスタイムを作ってみるのもオススメ。
ラベンダーのアロマバスで安眠を
なかなか寝付けないときや、心がそわそわして落ち着かないときは、アロマバスの力を借りてみましょう。
先ほど不眠に効果的なハーブとして紹介したラベンダーが最も適しています。
ラベンダーの精油を数滴、そのまま湯船に落とすだけでOK。
湯船の温度はぬるめに設定してくださいね。
熱い温度は興奮の神経と言われる交感神経を活性化してしまうので、不眠が悪化してしまうので注意しましょう。
38℃程度の湯船にゆっくり浸かり、香りが入った湯気をゆっくり吸いこんでみてください。
ラベンダーの精油は、日焼けや傷などの肌トラブルを改善してくれる精油でもあります。
そのため、直接お湯に入れても大丈夫です。
自作のバスソルトに混ぜてもいいですし、枕の近くにラベンダーの精油を染み込ませたガーゼタオルなどを置くのもいいですね。
手のひらのマッサージでリラックス
眠りへとスムーズに移行するためには、副交感神経を優位にすることも大切です。
心や体をコントロールする自律神経には、興奮の神経“交感神経”に対して、リラックスの神経“副交感神経”があります。
交感神経が優位な状態だと、いくらリラックスして眠ろうと思っても寝付くのが難しいのです。
眠りにつくときに、副交感神経を優位にしておくと、脳もリラックス状態になり、スムーズに眠れるようになりますよ。
副交感神経を優位にするために、手のひらや腕のマッサージしてみましょう。
手のひらは自律神経と深い関わりがある場所で、ここをほぐすことで副交感神経を優位にすることができます。
実際、私もイライラしたり、ストレスを感じて眠れないときは、手のひらをほぐしています。
不思議と、リラックスできるのでオススメです。
方法としては、親指を使って反対の手のひら全体をゆっくりほぐしていきます。
その後、指一本一本を上下にマッサージしてあげましょう。
手のひらが終わったら、腕に移動し、外側から内側の順に上下にもみほぐしていきます。
反対の手も同様にマッサージして終了です。
そのままでも良いですし、お気に入りのボディクリームを使うのもボディのケアにもなって一石二鳥です。
この時、部屋は照明を暗めに落としてするとさらに効果的です。
その日の自分をいたわりながら、マッサージしてあげましょう。
さいごに
不眠にオススメの漢方やハーブ、マッサージについてお話してきました。
不眠になってしまうと、眠れないことに焦ったり、悩んだりして悪循環になりやすいものです。
眠れないことを気に病み過ぎないことも大切です。
眠れないときは、横になるだけでも体力の回復になります。
また、寝る直前まで頭を使ったり、仕事をするのもリラックス状態になりにくくなります。
ベッドでのスマホや、寝る直前までテレビやパソコンを見るのをやめるだけでも、変化はあります。
気持ちを高ぶらせる要因を排除するのも、睡眠には大切なことです。
漢方やハーブの力を借りつつ、自分のライフスタイルを見直してみてくださいね。
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