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美肌コラム

【無添加化粧品・ノンケミカル化粧品の真実】本当の意味を知ってる?

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近年、美容商品のうたい文句に『無添加○○』『ノンケミカル○○』といった言葉があふれるようになりました。
基礎化粧品から、コスメまで、ありとあらゆるアイテムで見かけるようになりましたよね。

 

なんとなく肌に良さそうだから、敏感肌にも使えそうだから…といった理由で購入している女性も多いようです。
ですが、実際に無添加・ノンケミカルの意味を知っている人が少ないのが現実です。

 

今回の美肌コラムでは、この無添加化粧品、ノンケミカル化粧品について詳しくお話ししていこうと思います。
知っているのと知らないのでは、これからの肌ケアに差が出てきますよ。

 

 

無添加化粧品ってどんなもの?

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無添加化粧品という分類はない

私たちが普段使っている化粧品(医薬部外品を含む)は、以下の5分類に分けられます。

  • スキンケア化粧品…洗顔・整肌・賦活(パックなど)・保護
  • メイクアップ化粧品…ベースメイク・ポイントメイク
  • ボディ化粧品…美爪・浴用・サンケア・制汗・防臭・脱色・脱毛
  • 毛髪化粧品…洗浄・トリートメント・整髪・パーマウエーブ・染毛など
  • 芳香化粧品…芳香(香水・オーデコロン)

 

これからも分かるように、化粧品の分類には無添加化粧品という名称はありません。
化粧品は、その使用目的に合わせて、さまざまな素材(原料や成分)の組み合わせによって作られます。

 

無添加化粧品をうたっている製品の裏面を見れば分かりますが、クリームでも化粧水でも、配合量順に化学成分が記載されてあるはずです。
唯一の例外として、温泉水だけの水もあります。

 

無添加化粧品ってどんな化粧品のこと?

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一般的に、『無添加化粧品』と呼ばれているものは、防腐剤や色素、香料などを配合しないものを指しています。
また、化学合成原料やアレルギーを起こしやすい成分を配合しないという化粧品として、無添加化粧品とうたっている場合もあります。

 

従来表示を義務づけられていた、102の指定成分が出来るだけ添加されていないという意味で、無添加化粧品とうたっている商品がほとんどになります。
指定成分は、過去に皮膚アレルギーの症例が報告されたリストに入っている成分を指します。

 

そのため、無添加化粧品とうたうことで、『指定成分が入っていない=アレルギーが行らないように作られている安全な化粧品』というイメージを私たちは抱きやすくなるのです。

 

『無添加化粧品』でも、人によってはアレルギー反応が起きることも

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ですが、実際には化粧品の成分は何千という種類が存在しています。
そのうちのたった102成分だけが、アレルギー症状を起こしやすい成分ということではありません。

 

アレルギーを引き起こすアレルゲンは、人によってさまざまです。
そのため、Aさんが○○という物質が入った化粧品が安全に使用できたとしても、Bさんにとっても安全な化粧品であるとは限らない…ということになります。

 

事実として、102成分以外でもアレルギー症例が報告されている成分は多く存在しています。
そのため、『この化粧品は指定成分が入っていない無添加化粧品だから安全!』とは言い切れるものではないのです。

 

 

『指定成分』が持つ意味とは

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従来、指定成分として表示が義務づけられていた102の成分。
102成分で使用しているものがあれば、表示が義務づけられていましたが、現在は化粧品および医薬部外品の全成分表示が義務付けられています。

 

全成分表示は、それぞれの化粧品の安全性や機能性を理解するための情報を、私たち消費者にもたらしてくれるメリットがあります。
その結果、全成分表示のなかった時代よりも、表示成分の情報を読み取ることで、より的確に自分の肌に合った化粧品を消費者自身が選択できるようになったのです。

 

また、各メーカーの研究開発の努力によって、102成分の中でも皮膚障害を引き起こす刺激性・アレルギー性物質が除去され、化粧品原料として安全性が高まっているものも多々あります。
そのため、102の指定成分のみに注意する、ということは意味がなくなっているのです。

 

 

ノンケミカル化粧品ってどんなもの?

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『無添加化粧品』にとってかわった無意味なフレーズ

先ほどもお話ししたように、無添加化粧品という化粧品の分類はありません。
また、科学的定義がなく、不正品確な表現であるとともに、安全性を保障するかのような誤解を呼ぶ恐れがあるため、商品のキャッチフレーズとして掲げることは原則として認められなくなりました。
そのため、最近ではこのルールが徹底されるようになり、新聞や雑誌などの広告でも無添加化粧品というキャッチフレーズはだいぶ少なくなってきています。

 

その代わりに増えてきているのが、『ノンケミカル化粧品』または『ケミカルフリー化粧品』という表現。
私たちがついイメージしがちな、ケミカル=化学=化学合成原料は肌に悪い、という漠然とした考え方を逆手に取ったものですね。

 

化学合成原料は入っていない、ノン化粧品として表現しているのが、このノンケミカル化粧品の意味になります。

 

化学合成原料なしに化粧品は作れない!

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美白原料として、多くの美容液に多用されている安定型ビタミンC(アルコルビン酸リン酸Mg)などは、化学合成されたものです。
また、これは保湿剤としても広く用いられている成分になります。

 

化粧品の主成分でもあるBG(ブチレングリコール)や、グリセリンなども化学反応を応用して作られているものです。
つまり、化学反応を利用した化学合成原料なしには化粧品は作れないのです。

 

 

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『ノンケミカル』も不適切な表現

化学合成原料なしには化粧品は作れないことは、分かっていただけましたよね。
言い換えれば、このノンケミカルという表現も、無添加化粧品と同様で、不正確で安全性を保障するような誤解を呼ぶ不適切な表現と言えます。

 

なお、ノンは無いという意味ですから、入っていない、使用していないの意味になります。
ノンアルコールの場合はアルコールが入っていないということになります。

 

仮に、成分表示でオイル成分が配合されておらず、ノンオイルという表現のあった乳液があったとします。
この場合は、特定の原料だけが入っていない意味ですから、正確な表現であると言えます。
同様に、アルコールフリー、オイルフリーのフリーも、入っていない、使用していないという意味になります。

 

 

さいごに

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いかがでしたか?
無添加化粧品、ノンケミカル化粧品と聞くと、どうしても飛びつきたくなってしまうのが乙女心です。
まさに、私たちの心がうまく誘導されているとも言えるでしょう。

 

今回の美肌コラムでは、それらの表示の曖昧さ、不確かさについてお話ししてきましたが、添加化粧品やノンケミカル化粧品とうたうすべての商品が悪だ、と言っているわけではありません。
ただ盲目的に安全だと信じるのではなく、自分にあった成分、合わない成分が入っているかどうかを調べる力をつけるようにしましょう。

 

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mika

年頃女子の時に、クレーターのような肌になったことでスキンケアに目覚める。現在34歳、キレイな年齢の重ね方を模索中。美容ライターとして年間200以上の化粧品を試し、当サイトではその一部を公開中。 一人息子・ワンコ・ニャンコの母としても活動中。

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